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App Analyticsの表示

獲得ソースの表示

App Analyticsでは、ユーザがアプリやApp Clipを見つけた場所に基づいてデータを表示することで、ユーザの獲得に最も成功したソースを特定できます。

ユーザがアプリ、Webサイト、またはApp Clipカード経由でリンクをタップしてApp Storeプロダクトページに誘導された場合、そこで発生したプロダクトページ閲覧数は参照元のアプリ、Webサイト、またはApp Clipに関連付けられます。そこからさらに、ユーザがアプリを初めてダウンロードした場合、その結果発生した初回ダウンロード数についても参照元に関連付けられます。

アプリやApp Clipのすべての売上と使用状況データは、ユーザが初めてアプリをタップダウンロードしたとき、または初めてApp Clipを起動したときに記録された参照元に関連付けられます。これには、再ダウンロード、同じAppleアカウントを共有する複数のデバイスへのダウンロード、サブスクリプションの更新、ファミリー共有のダウンロードなどのデータが含まれます。

必要な役割:Account Holder、Admin、Finance、またはSales。「役割の権限」を参照してください。

獲得ソース別にアプリメトリックスを表示

アプリメトリックスをソース別に表示すると、売上や使用率の促進に最も成功したソースタイプを特定できます。

アプリの誘導ソースは、次のカテゴリに分類されます。

ソース

定義

App Storeの検索

アプリの表示またはダウンロードを、App Storeの検索経由で行ったユーザの数。App Storeでの検索結果に表示された広告からの表示およびダウンロードも含みます。

App Storeの閲覧

アプリの表示またはダウンロードを、App Storeの(「Today」、「ゲーム」、「アプリ」セクションなどの)閲覧中に行ったユーザの数。

参照元アプリ

デベロッパのApp Storeのプロダクトページに移動するアプリ内のリンクをタップしたユーザ。プロダクトページの読み込みにStoreKit APIを使用するアプリを含みます。メッセージなど、Appleのアプリを含みます(Safariを除く)。

参照元Web

App Storeプロダクトページへ移動するWebサイトのリンクをタップしたユーザ数。Safari内のリダイレクトの連鎖がApp Storeのプロダクトページへ誘導する場合、参照Webサイトは連鎖の最終URLになります。

注:iOSアプリの場合、Chromeなど、Safari以外のWebブラウザからのタップは、「参照元アプリ」のWebブラウザアプリに関連付けされます。macOSアプリの場合、Safari以外のWebブラウザからのタップは「参照元Web」に関連付けされます。

App Clip

App Storeのプロダクトページへの移動を、App Clip内のリンクのタップにより行ったユーザの数。ユーザがアプリをダウンロードした場合、このダウンロードのソースはApp Clipに分類されます。

教育機関や組織による購入

Apple Business ManagerまたはApple School Manager経由でアプリをダウンロードしたユーザの数。

参照元なし

App Analyticsがソースの属性追跡を開始した2017年4月15日以前にアプリがダウンロードされた場合、売上と使用状況データのソースは「参照元なし」と表示されます。アプリが初回ダウンロードされるにつれて、ソースに関するより多くの情報が表示されます。ユーザがApp Storeギフトカード、プロモーションコード、モバイルデバイス管理ソフトウェアを使用してアプリをダウンロードした場合も、ソースタイプに「参照元なし」と表示されます。

  1. 「App Analytics」で、表示するアプリを選択します。

  2. 「獲得」をクリックします。

  3. 「ソース」ページにデフォルトで、プロダクトページ閲覧数に関するすべてのソースデータが表示されます。メトリックスを指定して特定のデータを表示するには、右側のメトリックスピッカーでメトリックスを選択してください。

呼び出しソース別のApp Clipメトリックスを表示

呼び出しソース別にApp Clipメトリックスを表示すると、App Clipのインストールやユーザエンゲージメントを促進するのに最も成功したソースを特定できます。

App Clipのカード閲覧数、App Clipのインストール数、App Clipのセッション数、App Clipのクラッシュ数など、App Clipのメトリックスは、App Clipカードをユーザが表示した最初の参照元に関連付けられます。これらのメトリックスは、診断や使用状況に関する情報をアプリのデベロッパと共有することに同意したユーザの情報のみを対象にします。

デフォルトでは、App Clip体験の呼び出しソースとしてメッセージと参照元Webが使用できます。詳細についてはこちらを参照してください。

App Analyticsでは、次の呼び出しソースが利用対象です。

ソース

定義

Siri

Siriがユーザに応答してApp Clipを提案し、その提案をタップことで、App Clipカードが表示された場合。

NFCタグ

ユーザが特定の場所に配置したNFCタグの近くにiPhoneをかざし、App Clipカードが表示された場合。

マップ

ユーザがAppleマップで場所カードをタップし、App Clipへのリンクによる誘導で、App Clipカードが表示された場合。

メッセージ

ユーザがメッセージアプリで受け取ったリンクによる誘導でApp Clipを表示した場合。

QRコード

ユーザがデバイスでQRコードをスキャンし、App Clipカードが表示された場合。

App Clipコード

ユーザがデバイスでApp Clipコードをスキャンし、App Clipカードが表示された場合。

場所

ユーザの位置情報設定により、App Clipカードが表示された場合。

参照元アプリ

ユーザが、別のアプリ(メモアプリやFacebookなど)内に張られたリンク経由で、App Clipへ誘導された場合。Safari、マップ、メッセージは、参照元アプリに含まれません。

参照元Web

ユーザがSafariで呼び出しURLまたはスマートアプリバナーをタップしたことで、App Clipカードが表示された場合。参照元Webの詳細な内訳は表示されません。

  1. 「App Analytics」で、表示するアプリを選択します。

  2. メニューバーで「メトリックス」をクリックします。「メトリックス」ページを開くと、プロダクトページ閲覧数がデフォルトで表示されます。

  3. 表示されるメトリックスを変更するには、左上にあるメトリックスを選択できるメニューをクリックし、App Clipメトリックスの一覧から選択します。アプリに対応するApp Clipがある場合のみ、これらのメトリックスが表示されます。

FAQ

アプリのダウンロード数、プロダクトページ閲覧数、インプレッション数など、Apple Ads経由のメトリックスは、App Analyticsの数字にどう影響しますか?

ユーザがApp Storeの「検索」タブ経由でキーワードを入力してアプリを検索し、その検索結果ページでプロバイダの検索結果広告が表示された場合、メトリックスは「App Storeの検索」の合計数に加算されます。一方ユーザが「検索」タブ経由でキーワード入力を行わなくても、デフォルトで検索結果広告が「検索」ページに表示される場合、メトリックスは「App Storeの閲覧」の合計数に加算されます。

Apple Adsのレポートに関する解説については、Apple Adインサイト認定プログラムのレッスン「データに基づいてキャンペーンの成果を最大化する」をご覧ください。

App Analyticsのデータによると、Institutional Purchase (教育機関や組織による購入)の影響でダウンロード数が急増しています。これはなぜですか。

アプリを公開としている場合、アプリはデベロッパが選択した国や地域のApp Storeで一般公開され、さらにApple Business ManagerやApple School Manager経由での一括購入も可能となります。一括購入は通常、ダウンロード数の急増につながります。これは、コンテンツがまとめて購入され、企業や教育機関に帰属する複数のデバイスやアカウントに直接割り当てられるためです。

ダウンロード数の急増が、Apple Business Manager 経由の企業の一括購入によるものか、Apple School Manager 経由の教育機関の一括購入によるものかを判別するには、「売上とトレンド」の売上概要レポートで「Promo Code」の欄をご確認ください。Apple Business ManagerApple School Manager経由でのコンテンツの購入について、詳しくは各リンクを参照してください。